マグネシウム

糖尿病予防と朝食

糖尿病予防でとても大切なのが食事の見直しですが、中でも、朝食に大きなポイントをおいて1日の献立を考えていくとよいといわれています。
朝食は1日の食事の中でも最初の食事です。
血糖コントロールをしたい糖尿病患者さんや予防を考慮したい予備軍、境界型の方々にとっては重要な食事です。

1日三食しっかり食べること、栄養バランスを考える事、よく噛んでゆっくり食事する事が求められますが、特に朝食では野菜をしっかり摂取する事がポイントです。
朝食にたくさんの野菜、つまり食物繊維を摂取すると、糖質の消化吸収が穏やかになり血糖値の急上昇を抑制してくれます。
ゆっくり食物繊維を摂取することでさらに消化吸収が穏やかになり、糖質などが含まれているごはんやパンを食べる際にも急上昇が抑制されるのです。

この効果はランチまで継続するといわれています。
朝食では必ず多めの野菜を摂取、ランチはある程度好きな物でも腹八分目で、夕食も野菜をまず頂いてから他のメニューに取り掛かるようにする、時間をかけてゆっくり食べていると過食を抑制できます

朝食は、レタスやキュウリ、キャベツやトマトなどの野菜類を食べてから、ハムやソーセージ、卵、パンやごはんを頂き、最後にヨーグルトを食べます。
胃酸などに弱い乳酸菌も食事の後に食べることで胃酸の直接的な影響を受けないので生きたまま腸に届きます。
朝食をしっかり食べるようになると、自然と昼お腹が適度にすいて暴飲暴食の抑制につながります。